コインチェックのB2X(Segwit2x)の対応について

コインチェックのB2X(Segwit2x)の対応について

コインチェックの11月にビットコインのハードフォークにより誕生するB2Xへの対応まとめ

今回はショートポジションや借り入れしているビットコインを所持していると返済義務が発生しますので注意が必要です。

目次

B2X付与について

ビットコインとSegWit2xのブロックチェーンにおいて最後の共通のブロックの生成日時の残高をもとに、同量のB2Xを付与

実際の付与はB2Xをその他の通貨に変換し行う可能性アリ。
その際の変換レートはコインチェックにて実勢レートを基に判断。

B2X付与条件

  • 「取引アカウント」で保有するBTCと同量
  • 「Coincheck payment(決済)アカウント」で保有するBTCと同量
  • 「貸仮想通貨アカウント」で保有中、貸出中、貸出申請中となっているBTCと同量
  • レバレッジ取引のロングポジションで保有するBTCポジション数量と同量
  • レバレッジ取引のショートポジションで保有するBTCポジション数量と同量(マイナス付与)
  • 信用取引において借り入れているBTCと同量(マイナス付与)

付与日時

現時点では日時は未定。

B2Xが付与されない可能性

  • Replay attackに対する対策が不十分であると確認された場合
  • マイナーが十分に集まらず、ブロックが安定的に生成されない場合
  • 何らかの脆弱性が発覚しそれに対する対策が行われない場合
  • その他、B2Xを付与することが適切ではないと判断した場合

など

コインチェックのB2Xのについての所感

今回のコインチェックのハードフォークは8月1日に行われたビットコインキャッシュと同じでマイナス付与(返済義務)がありますので注意が必要です。
ショートポジションを持ちたい場合は返済義務が発生しないビットフライヤーのFXなどを利用しましょう。

また、10月24日にハードフォークされたビットコインゴールドの付与が現在も行われていないことを考えるとB2Xの付与も遅れる可能性は高いかと思われますが、レバレッジを効かせたロングポジションでも同量付与されるのは他の取引所にはなく魅力的です。